9月12日(土)、横浜キャンパスにて「ホームカミングデー2026」を開催しました。当日は、第一部として「横浜キャンパストークライブ YC talks」、第二部として「懇親会」を実施し、多くの卒業生が交流を深めました。今回でホームカミングデーは、記念すべき第20回を迎えることができました。第一部では、3名の卒業生による講演に加え、2015年の開始から11回目を数える「卒業生講演」の歩みを振り返る、記念パネルディスカッション「これまでとこれから」を行いました。

卒業生3名が、それぞれのキャリアと人生を語る

はじめに、司会を務めた楷の木会会長・吉村正伸(2001年・環境情報)が開会のあいさつに立ち、ホームカミングデーが20回の節目を迎えたことへの感謝を述べるとともに、本企画の趣旨を紹介しました。

続く卒業生講演では、まず小南恵理香さん(旧姓・木下/2005年・環境情報)が「選んだ道、選んでもらった道」と題して登壇しました。大学受験、大学院進学、そして航空会社での13年間の勤務を経て、現在は公務員として活躍するまでの歩みを振り返りながら、人生の岐路の多くが「選んでもらった道」だったことや、頑張りすぎないことの大切さについて語りました。

次に、野辺健一郎さん(2008年・情報メディア)が「正解のない時代を生きるためのキャリアデザイン」と題して講演しました。NTTデータでの12年間のキャリアを経て教育系NPO法人を設立し、現在は会社役員として総合スポーツスクール事業に携わるまでの軌跡を紹介。「点は後からつながっていく」というメッセージを会場に届けました。

3人目には、三澤瑠衣さん(旧姓・相坂/2004年・環境情報)が「お金か時間か、やりがいか」と題して登壇しました。不動産デベロッパーや外資系コンサルティングファームなどでの経験を通じて、お金・時間・やりがいのバランスを模索し続けてきた自身のキャリアについて語りました。

第20回を記念したパネルディスカッション「これまでとこれから」

卒業生講演に続き、ホームカミングデー第20回を記念した企画として、パネルディスカッション「これまでとこれから」を実施しました。

登壇したのは、名誉教授の吉田国子先生、横浜キャンパス開学当初から携わり、楷の木会顧問を歴任する中村雅子先生、楷の木会会長の吉村、理事の清田華代(2005年・環境情報)の4名です。
パネルディスカッションでは、2015年に第1回が開催されて以来、11回、約30名にのぼる卒業生講演の歩みを、映像やエピソードを交えながら振り返りました。

企画が「毎年同じ内容の懇親会」から一歩踏み出す試みとして始まったことや、登壇者から次の登壇者を紹介してもらう独自の方式で講演者をつないできたことなど、これまでの運営の裏側も紹介されました。
また、横浜キャンパスの卒業生に共通する価値観や素養についても、登壇者それぞれの視点から意見が交わされました。

パネルディスカッションのようす

清田からは、幅広い分野を学べる学部の特性から、物事を俯瞰して捉え、壁にぶつかっても他の可能性を探る余裕を持つ卒業生が多いのではないかと指摘しました。

中村先生は、1997年の環境情報学部開設当時から、「環境」も「情報」も輪郭のはっきりしない分野であったことに触れ、変化の激しい時代を生き抜く人材の育成を、当時から先取りしていたのではないかと語りました。また、吉田先生は、海外研修や少人数教育を通じて教員と学生の距離が近かったことが、卒業生の素養を育んだ背景にあるのではないかと述べました。

最後に、吉村から、今後もこの場を通じて卒業生同士、そして卒業生と大学とのつながりを深めていきたいとの思いを述べ、第一部を締めくくりました。

懇親会で卒業生同士が交流

第2部の懇親会では、武蔵工業大学時代に教員を務めていたクリス先生が、65歳から醸造を始めた自身の醸造所のビールも提供され、会場は大いに盛り上がりました。クリス先生は、日々忙しく過ごしながらも、年齢を重ねてから新たなことに挑戦する自身の姿について、「65歳から醸造を始めるなんて、無謀だと思っているでしょう?」と、周囲に問いかけるようなユーモアを交えながら語りました。生き生きと新たな挑戦を続けるクリス先生の姿に、会場からは笑いも起こり、懇親会をさらに盛り上げました。卒業生同士が近況を語り合うなど、世代を超えた交流の機会となりました。

これまでの卒業生講演をYouTubeで公開中

これまでに開催した卒業生講演の映像は、楷の木会のYouTubeチャンネルで公開しています。今回の講演もあわせて、ぜひご視聴ください。また、今後の動画もお楽しみいただけるよう、チャンネル登録もお願いいたします。

楷の木会 YouTubeチャンネル